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マンション
新築マンションは、都心部指向、高層化、付帯サービス特化の傾向が著しくなっていますが、ストックマンションでは、大規模改修、経年劣化の設備改修の需要が当面続きます。設備改修の対象はほとんどが水回りの給排水管の更新であり、築年数を経た建物では、配管スペースにゆとりがなく、露出配管を新設する場合もあります。長期修繕計画により、維持管理費用への関心も高くなりました。
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施工上の留意点
給排水管の工事では、断水や使用制限を伴う場合がほとんどであり、影響を受ける入居者のご協力が不可欠です。工事説明会から、日常の広報活動が重要なプロセスとなり、施工段階では施工日時変更等への柔軟な対応が求められます。エレベーターや廊下での施工動線分離が難しく、「コンパクト」な施工計画が重要となります。仮設や養生についても、生活環境を保つ、「美化」の姿勢が求められます。
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実績
- 団地型の集合住宅(旧住宅都市整備公団など)
- 面開発複数棟の分譲マンション
- 単棟の分譲マンション
- 社宅からのコンバージョン