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宗教施設
施設の立地、配置、デザインに至るまで、宗教上の意味をもち、そのヒエラルキーに基づいて空間が構成されるという特徴があります。施設は、「特別な空間」を中心に構成されており、利用者の信仰や精神的な目的に対応した「特別な時間」を提供する場でもあります。図面では分からない不文律のルールや作法、何を尊重しなければならないか、価値観に関わることに、特に繊細な配慮が必要です。
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施工上の留意点
「信仰の対象」や「信仰の場所」などの特別な空間を有する施設であり、工事内容だけでなく、施工過程で生じる様々な状況に対して、依頼側のニーズをしっかりと把握することが求められます。使いながらの改修においては、防音、防振、防塵対策はもとより、仮設資材、養生などの「工事風景」にも配慮が必要です。施工に従事する関係者に対し、工事への意識、姿勢を整えることも日常活動となります。
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実績
- 宗教団体(国内外)の活動施設(布教、交流他)
- 社寺仏閣の関連施設