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物流施設
物流の国際化、通販事業の拡大、宅配サービスの多様化により、物流施設のネットワークが広域にわたり、きめ細かに構築されています。取り扱い物品により、空港直結、生産拠点直結、消費地直結など、立地選定から、収蔵規模、構造に施設の特徴が表れます。物流事業の施設では、仕分け作業の省力化、無人化が進み、サプライチェーンを系列化した製造業では独自の効率化を追求した施設となります。
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施工上の留意点
収蔵する物品の温湿度保管条件など、要求水準の基本となる物品の特徴、保管方法、作業内容を把握し、設備機器の仕様、性能を確認します。レイアウトにも、収蔵効率、作業効率の考え方が反映しており、設備機器も合理性と効率の追求が求められます。天井が高い空間での有人作業が必要な場合や、大型物品の搬出入に広い開口部が開放となる場合など、省エネ対策も重要なテーマとなります。
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実績
- 自動車関連メーカーの物流センター
- 電気関連メーカーの保管倉庫
- 製薬会社の物流棟