setsubismとはなにか?
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1社会的使命
1988年(創立22年期)入社
改修現場でのこと。古くなった部材を外していくと、設置された頃に思いが及ぶ。知識も経験も決して豊富とは言えず、とにかく夢中で仕事を仕上げることにまい進していた若い頃の記憶がよぎる。今は一つひとつの材料が、色々な人の手を経て出来上がっていくプロセスを自分が動かしている実感がある。どんな小さな現場でも、モノ、関わる人、技術を通して、建築から、都市、社会へとつながっている、という思いを感じている。責任感というか、使命感というか、このような思いがsetsubismと考える。
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2自分への自覚
1998年(創立32年期)入社
この仕事は、物づくりの仕事と言われているが、最近、物づくりとは違った思いを感じている。場所も工事内容も全く異なる一方で、求められているものに、全力で応える、という一点では共通している。工事が終わった時、全力を出し切れたか、自分に問いかけるようになった。どんな工事であろうと、その過程、やり方の全てについて、自分が試されているように感じる。自分にとってのsetsubismとは自分と自分の仕事への自覚であり、誇りでもある。
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3自分ならではの仕事
2008年(創立42年期)入社
技術といっても、現場での体験、経験がなにより頼りになる仕事。今までは、どんな工事で、どのような技術を身に付けるか、あるいはそういう知識をどれだけ蓄えるか、そんなことばかりを求めていたように思う。あるきっかけから、自分ならではの仕事とは何かを考えるようになった。ラグビーワールドカップで流行語となった「ワンチーム」。一丸となるといっても、全体の一部になるということではないはず。個々がそれぞれの持ち場で自分ならではの仕事を成し遂げる、それがsetsubismと思う。