-
製薬工場
製薬工場は、医薬品工場の製造品質管理基準であるGMP*が維持できるように造られており、特に、外部からの虫の侵入、施設内で発生する欠損物や塵埃等の異物の混入への対策が注意深く講じられています。設備的には、製剤プロセスに応じ区画されたゾーニングごとに設定された環境条件を満たし、クリーン空調エリアの形成とクロスコンタミネーションの防止が重要となります。
*Good Manufacturing Practice -
施工上の留意点
改修工事では、施設全体の系統、所定の環境条件を把握するとともに、特に、洗浄度が必要な諸室に影響を及ぼさないよう、工事動線にも配慮します。ダクト工事は工事中の塵埃等の拡散経路となりやすく、差圧やフィルターによりクロスコンタミネーション防止を図ります。定期的に維持管理が必要となる設備機器については、作業動線や手順など、塵埃の抑制にも配慮します。
-
実績
- 国内医薬品メーカー製薬工場